口臭の原因
一言で口臭といっても、原因は一つではありません。
体調や食事なども関係していることはありますが、口臭の多くは口の中に問題があるのです。
■生理的な口臭
健康な人にでも、時期や状況によって出る口臭のことです。
朝起きたとき、おなかがすいたとき、緊張したとき、疲れているときなど
特定の状況になるとおこる口臭です。
気になる口臭ではありませんが、清潔にしていないと口臭に変わっていくので注意してください。
また、思春期や更年期、生理中などホルモンバランスが変化する時期も口臭が出ることがありますが、
ホルモンとの関係性はまだはっきりとわかっていません。
■病気からの口臭
これが一般的に『口臭』と呼ばれる症状の原因で、更にいくつかの原因に分けられています。
口の中には数多くのバクテリアが生息しています。
このバクテリアが、口の中に残っている汚れを分解することによって口臭が発生するのです。
歯周病
歯周病歯周病の原因は歯垢ですが、この歯垢は食べ物のかすだけではありません。
多くはバクテリアなのです。
歯みがきをしっかりせずに、口の中に歯垢がたまるということは、バクテリアがたまっているということです。
これにより歯肉が炎症を起こしてしまい、口臭の原因にもなります。
舌の汚れ
あなたは舌がザラザラしたり、白または黄色っぽくなっていませんか?
これは舌苔(ぜったい)と呼ばれていて、舌の上にバクテリアが付着してしまい、
ここから口臭が発生することがあります。
虫歯
虫歯があるということは、歯みがきがきちんとできていないということでもあります。
虫歯がひどくなって神経がダメになってしまうと、えそ臭といわれる口臭が発生してしまいます。
唾液の減少
唾液は、口の中のバクテリアの活動を抑制します。
つまり、唾液が減少してしまうとバクテリアの活動は活発になり、口臭がおきてしまいます。
唾液が少なくなってしまう原因には、薬の副作用や口呼吸などがあります。
口の中以外の疾患
口の中以外に、他の内臓に疾患がある場合も口臭がおこります。
胃腸が荒れている場合、気管支炎、喉の病気や肝臓などに疾患があると独特の口臭が発生します。
■食べ物が原因の口臭
ニンニクやネギ、チーズや飲み物などの臭いが強いものを摂取すると口臭が一時的にきつくなります。
喫煙なども同様で、これらは臭いの元が体内に吸収されて血液に溶け込んでしまいます。
溶け込んだ臭いの成分は肺から体外に吐き出されるので、
口の中は綺麗になっていても、口臭がおこることがあります。
■自覚的な口臭
他人には臭いを感じることはなくても、本人は口臭があるように感じるものです。
精神的不安が原因のものもありますが、本人だけが呼気性のガスを感じ取っていることもあります。
自分の口臭が気になりすぎると『口臭恐怖症』になってしまう可能性があります。
口臭を予防しよう
口臭予防は原因によって違うので、原因にあわせた予防が必要です。
基本的に口臭の原因は口の中からおこっているので、
毎食後歯みがきをしっかりして、口の中に食べ物かすを残さないようにしましょう。
たったこれだけでも、口臭は軽減されます。
歯石や歯垢を自分で除去できないくらいになっているときは、
一度歯科へ行って、汚れを取ってもらうといいですよ。
歯みがきをするときに舌の汚れも落としておくこともオススメします。
舌の汚れは、眠っている間に作られるので、朝の歯みがきで取るとよいでしょう。
歯ブラシの背側に舌の汚れを取るものも販売されています。
面倒だからといって歯ブラシで舌をゴシゴシこするのは、舌の表面を傷めてしまうのでやめてくださいね。
<舌苔(ぜったい)のとり方>
小さなタオルを指に巻きつけます。
舌を出して、タオルで舌の奥から手前に3〜4回こすります。
どうしても忙しいと歯みがきをすることができないときがあります。
このような場合は、口臭予防のうがい用液やガムなどを使いましょう。
口臭が一番強くなるのは、食後3時間程度、緊張したときなどです。
臭いが発生しそうなときに利用すると効果が高まりますよ。
これらの口臭予防をしても、臭いがある場合は内臓の疾患の可能性があります。
口の中を綺麗にしても口臭がある場合は、医師に診断してもらい、疾患を治すことが先決です。
健康になれば、自然に口臭もなくなりますよ。
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